こんばんは!
能登半島での地震があったことで、改めて非常時の備えについて考えてみたくなりました。
ネット上にある防災・備蓄についての調査結果を見ると、「非常時のために備えていますか」という問いに対して「備えていない」という回答割合が高いのがいつも気になっています。
どの調査を見ても大体同じです。
東日本大震災の翌年は防災・備蓄の意識が高いものの、その後はだんだん下がっていった、というデータを見たこともあります。
「人は備えられない」という前提に立って、いかにして非常時にも対応できる暮らしを日常生活に組み込むか、が大事なのではないかと思っています。
最近は、「フェーズフリー≒備えない防災」という考え方も良く聞かれるようになってきました。
フェーズフリー協会のウェブサイト:
一般社団法人フェーズフリー協会 (phasefree.or.jp)
私は、ひとり暮らし&東京在住です。
もし、首都圏で震災などが起きた場合、人口が多すぎて、避難所に行くのは無理だと考えています。
家が大丈夫な限りは、自宅避難を想定しています。
また、人に頼るのが苦手なので、出来る限り自分で頑張りたいと思っています。
性格的に心配性なこともあり、非常時に対する備えは割と頑張っている方かなと思っています。ネットで見掛けるような本格的なことは出来ていませんが、自分なりに対策していることを、心構えも含めて書いてみたいと思います。
多分、人と少し違うだろうなぁという点については、赤字で強調してみました。
目次
非常持ち出し袋について
自宅にいることが危険な場合(津波や火災など)、ひとまず最低限のものを持って逃げることを想定しています。
非常持ち出し専用のリュックは作っていません。
その代わり、普段からリュックを使っているので、非常時には
・非常持ち出しパック(ジップロックに詰めたもの)
・貴重品ポーチ
をリュックにサッと入れて持ち出すことを想定しています。
リュックに常に入っているもの
・財布
・定期券
・歯磨きセット
・モンベルの折りたたみ傘
・エコバッグ
・小さなポーチ
(常備薬、飴、ハンドクリーム、ワセリン、絆創膏、紙おしろい、アイブロウペンシルなどが入っている)
・メガネ
・ウェットティッシュとティッシュペーパーとタオルハンカチ
・ザックカバー(雨用)
・モンベルのサコッシュ(貴重品だけを持ち歩きたい時など用)
非常持ち出しパックの中身
・レインコート(100均)
・スマホ用充電池
・水(350ml)※写真には無し
・ソイジョイ2本
・小さいタオル
・ウェットティッシュ
・小型ラジオ+電池
・首からぶら下げる小さな懐中電灯的なもの(パナソニック製)
・大きめのゴミ袋
・軍手(100均)
・アルミブランケット
※これだと食べ物が少し少ないかなと。また、冬はいつもニットキャップを被っているのですが、春~秋は頭を守る帽子が必要だと思っています。
貴重品ポーチの中身
通帳、パスポート、印鑑、キャッシュカード、クレジットカード、マイナンバーカード、現金など
※防犯的には分散させて保管しておいた方がよさそうですが。。
※非常時は「現金最強」になると思うので、普段から小銭と千円札は多めに保管しています。
外でいつもポケットに入れているもの
玄関に鍵を置いていますが、この鍵に、小さく吹いても大きな音が出せるというホイッスルもつけています。外出時は常にボトムスのポケットに入れています。万一の時に、自分の存在を知らせるために。
常備品について
東日本大震災の後、直近ではコロナ初期の頃、トイレットペーパーなどが手に入りづらい状況が続きました。
モノが多いのは本当はイヤなのですが、非常時を見越して以下の物は普段から多めに、また切らさないように備蓄しています。
・トイレットペーパー(8ロールで12ロール分のタイプを2パック~)
・ティッシュペーパー(家の中に3箱以上あるように)
・ショーツにつけるおりものシート(2パック~)
・使い捨てカイロ(服に貼る用、手持ち用、各1パック~)
・頭痛薬(ナロンエース、ロキソニン)
・その他薬(胃薬、下痢止め)
・漢方薬(銀翹散:のどの痛み用)
・絆創膏
・乾電池・充電池(単3と単4。特に単3電池は多めに)
・非常用トイレ(60回分くらい)
・水用折り畳みタンク
・マスク(100枚~)
・赤ちゃん用、水に流せるおしりふきシート(Amazonでまとめ買い)
・ブラキャミ&ショーツ&ソックス(4セット~ ※古いもの)
なぜおしりふきシートを常備しているかというと、今の家がウォシュレットがついていないからです。私はウォシュレットがあまり好きではなく(他人と共用するのは、衛生的に抵抗感があります)、普段からおしりふきを使っています(^^;
非常時は水も使えなくなるので、このシートを常備しておくと身体も拭けて良いのではと思っています。
乳がんの治療で閉経となり、生理用ナプキンはもう持っていませんが、生理があった時は使い捨てナプキン(小、大羽根つき、夜用羽根つき、各1パック以上)と、布ナプキン大3枚も持っていました。水が使える環境であれば、布ナプキンは繰り返し使えるので有用だと思います。
ブラキャミとショーツ(すべてユニクロ、エアリズム)、靴下(無印)は、4セットを半年に1回程度の頻度で、まとめて入れ替えています。その時に古くなったセットを、非常時の洗濯できない時用にキープしています。なので、非常時には計8セットが使える計算。
更に新しい下着に替えたタイミングで、古いものは捨てます。
(新)現役4セット→(古)非常時用4セットキープ→捨てる のローテーション。
常備している食料
・水:2リットルペットボトル×最低9本(1箱)以上
※1箱半(15本くらい)を切ったタイミングで、次の2箱を注文
水のブランドにはこだわりはありません。Amazonで安めのものを買ってローテーション消費しています。
ウォーターサーバーは面倒なので使いません。
ブリタの浄水ポットは以前使っていましたが、ポットに汚れが発生しやすかったので使うのを止めました。そもそも、水道が止まってしまったら意味が無いですし。。
・水かお湯を入れて食べるアルファ米 10パック前後
尾西は五目御飯も美味しくておススメです!
・麺類(そうめん、そば、パスタ)適当に
・パスタ用レトルト 2パック~
・レトルトカレー 3パック~
・ミックスビーンズ 5パック~
・ツナのパウチ 5パック~(今は切らしている)
※缶詰のツナは捨てるのが面倒でやめました。ミックスビーンズやツナはAmazonで買えます。
・カットトマトパック 3パック~
・野菜ジュース紙パック 3本~
・豆乳紙パック 2本~
・えいようかん(羊羹) 5本~
・カロリーメイトゼリー 2パック
・ソイジョイ 数本
・ドライフルーツ&ナッツ
・イオンウォーター 小1本
・お菓子類 適当に(チョコレートなど)
※写真に写っていないお菓子をもっとたくさん常備しています(^^;
ドライフルーツ、ナッツ、チョコレートはハイキングで食べるために買っています。
カロリーメイトゼリーやイオンウォーターは、熱が出て食欲が無くなった時用。
「炭水化物」「タンパク質」「ビタミン」「甘いモノ」という視点で好きなものを用意しておき、時々食べるローリングストック方式としています。
カップラーメンは好きなのですが、塩分が気になり食べなくなったので常備も止めてしまいました。
開けたらすぐ食べられる、火を通さず食べられる食料を意識して持つようにしています。
その他意識しているもの、コトなど
・枕元にLEDライトを置く
・枕元に、メガネ、スマホを置く
・パジャマでは寝ない(カットソー+スウェットパンツ)
・トイレにこまめに行く(外でも意識しています)
・水分を持ち歩く
・たまに、非常時の行動シミュレーションを頭の中で描いておく
(非常持ち出しパックと貴重品をリュックに入れて家を出るシーンをよく想像しています)
番外編
・両親や妹家族と連絡を取り合う手段を決めておく
(これは最近は出来ていません。実家の電話番号を使って171に録音する、ということは以前決めたのですが、みんな多分覚えていない。。)
備えについてはもっと書きたいことがあるので、この記事をブラッシュアップするか別の記事に書きたいと思います。