右鎖骨付近に出来た神経鞘腫を取る手術で何らかの後遺症が出ることは覚悟していましたが、思っていたよりもずっとつらかったです。
腕神経叢由来の神経鞘腫だった為、右手(特に小指と薬指)と右腕に後遺症が出ました。
■退院後~術後1か月まで
・薬指、小指の痺れが強烈で物を触ることが出来なかった。髪を洗う時やドライヤーは親指人差し指中指3本の指で。キーボードも同様。そして、すぐに手が疲れていた
・手の熱感もひどく、常に保冷剤を握っていないとダメ(会社の冷凍庫に保冷剤を入れておき、ぬるくなるたびに取り換え)。夜も手が熱くて1時間おきに目が覚める。そのたびに保冷剤を取り換え
・小指の付け根が、火傷の時のように痛い
・手に力が入らない。箸を使うと疲れる。ペンも同様。文字が震える。
・マグカップを持つとプルプルする
一番つらかったのは、とにかく眠れなかったこと。この間に免疫細胞を弱らせてしまい、乳がんに影響を与えてしまったかも、と思っています。
■術後2か月
・夜に目が覚めることはなくなる
・保冷剤はまだ手放せず
・右手の筋力はかなり落ちたがほぼ戻る
・右腕がだるい
・手の熱感、こわばり、痺れ、皮膚感覚異常は継続しているが弱くなった
■術後3か月
・手のこわばり、痺れが大分弱まる
・歩いている時は冷やさなくても大丈夫に。ただ、じっと座っている時は冷やさないと気になる
・右腕のだるさは軽減
・傷口の赤みが取れて大分落ち着く
ここから現在までは、少しずつ、少しずつ良くなっていった感じです。
手術から約5か月半経った今は
・薬指、小指の痺れは残っている
・右腕(手首と肘の間)の表側の皮膚感覚がまだ鈍い
・手が少し熱く、冷たい物を持つと気持ちがいい
という状態です。
ただ、手や指を動かすことに支障はなく、痛みもないので手術はやはりやってよかったと思っています。
状態を時々メモしていたので読み返して少しずつ症状が改善していることに気づけましたが、もしメモを取っていなかったら良くなっている実感が持てずもっとイライラしてしまったのではないかと思います。