小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

周りに優しさが溢れていることを知って。

乳がんになったことを機に、

仕事で迷惑をかけてしまう人の他にも

プライベートの相談をしている歳上の女性や、

後輩の女子や、昔の会社の同期、大学時代の同級生などに連絡を取り、

近況と共に病気のことも伝え始めています。

ガン家系では無い私が乳がんになったことで、

乳がんは他人事じゃないんだよと知ってほしいということもあり。

 

私は昔から女性ならではの独特のやり取りが苦手で

(誰かの服や持ち物を「かわいい〜」って褒めないといけない同調圧力とか)

女性の友人が少ないのですが、だからこそ今やり取りできる人は私が本当に大切に思っている人ばかりです。

 

みんな、とてもとても優しい。

大丈夫だよ、絶対治るからと言ってくれる人。

お見舞いにお菓子たくさん持っていきますね!と言ってくれる後輩。

何も出来ないけど、何か辛いことがあったらいつでも言ってねと言ってくれる同級生。

新卒からずっと仲良くしてて大切に思っているからショックで…と涙ぐむ同期。

言葉少なに応援してくれる同僚・同級生男子も。

 

いつも、私のことなんて誰も気にしてないし、私はひとりぼっちだと思ってきました。

私は飲み会に行くより早く家に帰ってひとりになりたいと思うようなタイプの人間です。

 

乳がんになったことはとてもショックだったけど、

その代わり、自分の周りはこんなに優しさに溢れているんだということを知ることができた。

私もいつか、誰かを励ますことができる存在になれたら、と思います。