小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

入院4日目

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友人から、手作りマスクとハーブティーの差し入れ

 

朝6時台に起床。

初めて朝のフロアに出てみると、まぁみなさん元気。フロアをウォーキングしている人、井戸端会議をしているグループ、しかも複数。私もなんとなく歩いていると、センチネルリンパ節生検で一緒だった方も歩いていたので話し掛ける。その人も私と同じく全摘再建無しだったようで、やはり傷周りが引きつれるとのこと。

8時に朝食。シシャモが出る。魚介系が得意でないのでちょっとガッカリ。が、ウン十年ぶりに食べるシシャモは意外と美味しかった。ご飯と牛乳を残す。

 

10時頃に、病院近くのホテルをチェックアウトした両親が来る。母にコーヒーとヨーグルトを買ってきてもらって食す。

昼までお互い本や新聞、スマホを見ながら過ごす。

 

昨日は自分の欲求を優先させた父も、今日は食べたいものが無いからか、外で昼を食べたいとは言わず院内のコンビニでサンドイッチやフルーツを買ってきて私と一緒にランチをした。

その後両親は家へ帰っていった。色々とありがとう。

 

午後は、術後初めてのシャワー。

看護師さんにドレーンをつけたままのシャワーの浴び方を聞く。脇なども丁寧に洗うよう言われる。恐る恐るシャワーを浴びる。傷口が濡れることもなく、なんら問題無し。久しぶりに頭を洗って気持ちよかったぁ。

 

その後、DVDを見ながらリハビリ体操。

集まった女性8人くらい?と手をあげたり動かしたり。私の上がり具合は、中間くらいか。もっといけそうなんだけど、やはり少し怖くてそれ以上はあげづらい。

次の説明会を待つ間に、何曜日に手術を受けたとか、誰々先生が担当で何番目だったとか(ちなみに私の主治医は1日で3人担当した模様)、そんな話で盛り上がった。

更に看護師さんから退院後の生活について冊子を見ながらごく簡単に説明を受ける。

 

説明が終わってデイルームに行くと、ちょうど大学時代の友人2人が来たところだった。

2年ぶり?くらいの再会。海外在住の女友達が一時帰国した時に、同級生10人くらいで集まって以来。今日来てくれた1人は主婦業に忙しいし、もう1人は独身でバリバリ働いており普段は滅多に会わないけれど、今回乳がんのことを伝えたら時間を作って会いに来てくれた。

会いに来てくれるだけで大感激なのに、私の好みを思い出しながらアレコレ差し入れを考えて持ってきてくれて本当にうれしかった。

手先が器用な主婦友達は、マスク不足だからと、私と友達に手作り布マスクを4枚ずつ!

かわいいムーミン柄とか、柄のチョイスが彼女らしい。復帰したら会社で使って自慢したいなー。

院内のカフェで閉店まで話し込む。これからの人生を楽しむ方法とか、お互いの家族のこととか、プライベートとか。

私が元気になったら一緒に温泉行こう!と約束して帰っていった。

 

夕飯もご飯以外は概ね完食。

朝生理になり、徐々に生理痛がひどくなってきた。

傷口の痛みではなく生理痛で薬を飲んでいいか看護師さんに確認、オッケーをもらう。

 

夕方のコーヒーが効いて、全く眠れない!

同室の方のイビキもそれなりに大きいし、耳栓すれば気にはならないけど、本当に寝付けなかった。

なんだかんだで1時半頃寝て4時にまた起きてしまった。