小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

入院7日目

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*術後5日目の症状

午前の時点で排液量50ml(1日〜1日半)

ドレーンの気持ち悪さは変わらず

→夕方にドレーンが抜ける

生理後半で頭痛がひどく、朝に鎮痛薬を飲む

腕は途中まで上がるが、真上までは行かない

どの動作も突っ張って100%には程遠い

 

 

今朝も6時に起き、顔を洗い、同室の方と1.2階をぐるぐるとウォーキング。7時前に、コーヒーを買いに来た同日手術の方も合流し、3人でコーヒーを買って朝食前に話す。

 

この病院で期待したことのひとつは、同病の友人、知り合いをつくること。どうしてもというわけではなかったけど、出来たらいいなぁと思っていた。今回話をするようになった方は、60代、40代(自分)、30代と年代はバラバラ。でもみんな同日の手術で、ひとりとは主治医が同じ、もうひとりとは手術時間が同じという共通項があって、同志のような感じで話が出来てうれしい。

話し込んでいると主治医が来て、後で見に行くからベッドで待機するようにと指示が飛ぶ(^^;

主治医(女性)は、若くてテキパキしてるし美容外科系が似合いそうな雰囲気。私は歳下でちょっと怖めの(笑)チャキチャキな先生が好きなのだが、60代の方は要望が言いづらいみたいで少し苦手そうにしている。

 

3人で一緒に朝食を食べた後、そのうちの1人と一緒に9時過ぎにリハビリ外来に行く。総勢14人くらいで、リハビリ担当の人から説明を受けつつ、DVDでやった体操をもう一度する。

 

看護師さんが来て、傷と排液量の確認、処方する薬の確認をする。

 

午前中のうちにシャワーを浴びる。

今日も入院の方が次々と来ている。ほんの数日前の、表面的には何の問題もない自分を見ているようだ。遠い昔のことのような気がする。

 

お昼も、同志3人でランチをとる。

周りは同じように患者同士のグループや、これから手術の人とその家族でいっぱい。

 

一旦ベッドに戻ると、教授回診ならぬ部長回診があるから患者はベッドで待機するようにと館内アナウンス。

大学病院じゃないけど、やっぱりそういうのあるんだ〜(笑)

見てくださった先生は穏やかな方で、傷の治りはいいですよ、ドレーンは神経の近くを通っているから痛いかもしれないですね、と言われた。

 

14時に、新卒から7年半勤めていた会社の元上司の女性と、元後輩女性がお見舞いに来てくれた。

みんなもといた会社からは離れているが(私が辞めたのはかれこれ20年近く前)、こうやって今でも交流があるというのはありがたいことだと思う。

 

夕方、手術が終わった主治医が病室に来てくれて、やっとドレーンが外れる。

ピュ〜という変な空気音と気持ち悪い感覚と共に管が抜けていった。

傷口の防水テープが剥がれそう(だから、貼り直してほしい)と話したら、「防水テープはもういらないから」って逆に剥がされてしまった!!

で、軽くガーゼを当てられて終了。

なんかそんなもんでいいのかなぁと不安。

 

ドレーンが外れたらもっと手が上がるようになるのかと思ったら全く関係なく、腕はやはり上がりにくい。

リハビリは、問題なく腕が上がる場合でも最低2週間、普通に1か月はやってほしいとのこと。

 

夕飯を食べている途中で会社の後輩女子が来る。

久しぶりに、自分が会社員であることを思い出した(笑)

こんなにのんびりしちゃって、復帰できるのかとても心配。

 

その他、友人にもらった小説を1冊読み、差し入れの梅干しを食べ切り、荷物を少しずつまとめたりしながら、1日が終わった。