小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

乳がんでかかった費用と保険金

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おはようございます。

今朝は昨日の大雨から一転して気持ちよい晴れ。

風が強かったですがルーチンのウォーキングをしてきました。

日差しを浴びると、鬱っぽい気分が明るくなります。

 

先日、生命保険の給付金が振り込まれたので、ここらで一旦かかった費用ともらったお金をざっくりまとめてみようかと。

ちなみに、2014年から2015年にかけてもクリニックやがん専門病院で診察・検査をしていますが、この時の費用は含めていません。

 

<支出>

■クリニックでかかった費用:5,570円

・エコー、細胞診、がん専門病院への紹介状、

 手術後の診察(フィルムやプレパラートの返却、状況報告)などを含む

 

■がん専門病院での術前診察と検査費用:35,880円

・エコー、マンモ、採血採尿、心電図、肺機能検査、レントゲン、リンパエコー、MRI、針生検、診察

 

■入院費用:138,475円

・限度額適用認定証を使用

・入院8日間

・差額ベッド代:@5,090円/日×8

・パジャマ・タオルレンタル代:3,696円

・住民票:300円

・T字帯・紙ショーツ:252円

 

■術後診察代:860円

・診察2回分

 

■ホルモン剤:5,710円(100日分)

・ノルバデックス50日分:4,170円

・第一三共エスファAG50日分:1,540円

 

■診断書請求:11,000円

・生命保険に保険金を請求するため

 

■その他:12,502円

・前開きブラジャー×2:7,414円

・傷用テープ:358円

・傷用シリコン(エフシート):4,730円

 

 

<収入>

■保険金:1,260,403円

・一時金:1,000,247円

・手術・入院給付:260,156円

※給付が遅れたための遅延利息計290円含む

 

ーーー

支出計(20年4月19日現在):209,997円

収入計(同上)       :1,260,403円

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※この他、おそらく数ヶ月後に健康保険からも給付がありそう(数万円)

 

生命保険のこと

わたしが入っていたのは普通の医療保険(+死亡保障も少し)で、今払っている保険料は月額6,000円程度です(過去に数回見直しをかけており、昔は1万円以上払っていました)。

20代か30代の頃、損保に勤めている友人からがん保険10年に入らされたことがあり、その時の保険料は月額1,500円くらいでした。

で、10年経ち、更新後の額が3倍くらい?に上がったのと、「わたしががんになる訳がない」という根拠のない自信で解約。ただ、なにも入っていないのが怖くなったので、もともと入っていた医療保険にがん一時金の特約を付けました。

つけておいてよかった!

ただ、非浸潤がんでは一時金が出ないタイプだったので(手術代と入院給付は出る)、ちょっと危なかった。こういうことって、当事者にならないとわからないですよね。

生保の担当女性はわたしが新卒時からお世話になっている人で、最初に転職した時は彼女の担当エリアを外れたのですが、二度目の転職で再び担当エリア内となりお世話になり続けています。

そんな彼女も来年引退するそうで。。いつかそういう時が来てしまうんですね。

次の人もいい人だと良いのですが。

 

保険のがん一時金が無かったとしても、手術・入院給付金と健保からの給付金で、費用としては全く問題なしでした。

また、わたしは抗がん剤や分子標的薬の適用が無かったので、その費用やウィッグ代も必要なく、本当にありがたいことだと思っています。

ホルモン剤は10年かかりますが、年1万円程度ですし。

 

お金的には潤ったのかもしれませんが、片胸を失ったということを補える訳ではなく。

それに、今年はコロナの影響で年収も下がると思うので、長い目で見ればトントンなのではないかと。

お金って、一時的に増えたり減ったりしたような気がしますが、結局「行って来い」なのではないかと思います。