小さく、軽く、少なく。

乳がん(初発、局所再発)を中心に、神経鞘腫、なるべく持たない暮らしのことなど。

顎関節症のこと

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今朝も走りました。

公園の緑はすっかり濃くなりました。

 

おはようございます。

昨日、「鍼灸院で噛み締めがあると言われた」と書いたところ、何人かのブロガーさんから「わたしも!」と反応があり、意外とみなさん同じ症状で悩んでいるんだなと知りました。

わたしは30年来の顎関節症持ちなのですが、噛み締めとも関係のある顎関節症の変遷について書こうと思います。

 

■発症

忘れもしない、中学校の卒業式の日です。

式の後、同じクラスのメンバー20人近く?で焼肉食べ放題に行きました。

「さぁ食べるぞ!」と意気込んで大口を開けた時、左のあごの関節がボキッとすごい音がしました。

一瞬痛かったのですが、その後はポキポキ言いながらも普通に口が開けられたので美味しく焼き肉を食べました。

 

■高校生の頃

1年生の時だけ、音楽部(合唱)に所属していました。

大口を開けたり閉じたりするたびにポキポキと関節が鳴り、特に大きな口を開けたままの状態が辛く、段々部活がしんどくなっていきました。

成績が急降下したこともあり、2年生になった時に退部しました。

 

■大学生~社会人なりたての頃に一度目の悪化

詳しい時期は覚えていないのですが、ある時口が開かなくなってしまいました。

多分、指が縦に2本分も開けられなかったのではないかと思います。

なので、おにぎりやリンゴのような、口を大きく開けないといけない食べ物が食べられなくなってしまいました。

多分この頃に「顎関節症」という病気を知ったと思います。

この時は地元の市立病院の口腔外科にかかりました。

寝るときに使うマウスピースを作り、毎晩それを着けて寝ていると、少しずつ症状は改善していきました。

ちなみに、口は、下あごを前に出してから(アントニオ猪木のように)口を開けると開けやすかったです。

この病院には数年通っていましたが、仕事が徐々に忙しくなったのと、口腔外科の診察の曜日が限られていたことから通わなくなってしまいました。

 

■30代後半で再び口が開けられず(二度目の悪化)

ある日、舌で歯の表面を撫でまわすような動きをしていたところ、あごに激痛が走りました。

口が開かないだけでなくあごにかなりの痛みがありました。

今までも口が開かないことはあっても「激痛」はなかったので恐怖でした。

それで、通っていた歯科医院に紹介状を書いてもらい、某大学病院の口腔外科にかかりました。

「口を開けられるだけ開けてください」と言われて定規?を持って測定されましたが、恐らく数センチしか開けられなかったと思います。

その頃は、おかゆを食べる時ですらあごが痛かった。噛むという行為はかなりの痛みを伴いました。

 

大学病院の2回目の通院で、口腔外科の重鎮の教授(紹介状の宛先の先生)が登場。

この人がめっちゃ感じ悪くて、「もうこのまま治らなくてもいい」と思うほど(笑)。

病院の先生って頭がいいから患者のおバカな発言や質問にイラつくのかもしれませんが、

こちらが余計なことを言うと

「そんなことは聞いてない。聞いたことだけに答えなさい」と冷たく言い放ちました。

それからは、その先生の質問にはYes-Noで答え、余計なことは一切言わないと決めました。

その他にも、診察中に先生の携帯に電話がかかってきて長電話になっても、一言も謝ったりはしませんでした。

 

MRIを撮ったところ、上あごと下あごの関節の付き方が、普通の人と違っていると指摘されました。

でも、そのおかしいままで成長し、それで機能するよう身体が作られてしまったようで、普通の人とは違うけど動いているなら問題ない、という感じでした。

 

先生からは、

・会社でもタイマーを持ち歩いて、15分に1回リラックスすること

(椅子から立ち、フロアを歩き回れと言われた)

・フランスパン、繊維質の多い野菜は食べないこと

・食べ物はすべて親指の頭の大きさに小さく切って食べること

・いつも奥歯の上下が当たらないよう、唇は閉じているけど奥歯は離していること

・バッグをいつも同じ側の肩で持たないこと

などを守るように言われました。

そして、

・いつ症状が悪くなるのか(寝起きか、食事後か、夜か、など)、逆に調子が良い時はいつか、常にメモをとること

も言われました。

 

わたしは中学の時に、左の奥歯の治療を途中で止めてしまったことがあり、そのせいで奥歯で何かを食べる時はいつも右を使っていました。

成長期にそういうことをしていたせいで顎関節症になったのだとずっと信じていたのですが、先生はあっさりと「食いしばりが原因」と言い切りました。

だから、ストレスをためるな、リラックスしろ、と。

 

 

先生への答えをYes-Noのみにしてからは先生の感じの悪さも少し落ち着いて、徐々に意思の疎通がうまくいくようになりました。

ここは約半年?通ったでしょうか。。

人差し指~薬指の3本が縦に入るくらい、口が開けられるようになったところで卒業となりました。

 

でもその頃のあごはとても不安定で、

・固い物を食べる

・飲み屋で大声で話す

・カラオケで歌う

などをやると、あごの関節がずれるようで、しばらく口が開きづらくなりました。

 

さらに、たちの悪いことに、わたしは固い物が大好き(笑)。

干し芋とかドライフルーツ全般、固いプレッツェル、フランスパンなどなど。

時々それらを食べてはあごをおかしくしていましたが、少しずつ良くなっていきました。

 

 

今は、口を大きく開ける時と閉じる時に少し関節が鳴ります。

以前は人に聞こえるほどいい音がしていましたが(笑)、今はそこまでではありません。

あと、固くて大きい物を食べるのはやはりしんどいです。

わたしはリンゴが大好きなのですが、8分の1サイズでも食べるには少し大きくて、更に小さなイチョウ切りにして食べています。

それから、歯医者で口を開けっぱなしでいるのもしんどいので、歯医者さんでは長い時間大口を開けないでいられるよう配慮してもらっています。

 

 

あごが開かなくなった時は、絶望感に襲われました。

「このまま口が開かなくなって、ずっと痛かったら生きていけない」と思いました。

よくここまで治ったなと思います。

 

今でも、「あごが外れて戻らない夢」をたまに見ます。夢の中の私は、全力で口を閉じようとしているのですが、おそらくその時に相当な力で食いしばっているのではないかと思います。

 

ヨガのレッスンに通っていた時、最後のシャバアーサナ(屍のポーズ)をやりながら「顔もリラックス、頬もリラックス、口もリラックス。。。」と声掛けがありましたが、それってすごく大切だったんだと、今更ながらに思います。

 

何かでいっぱいいっぱいになっている時、顔をリラックスさせる、というのを意識しよう!と改めて思いました。

 

顎関節症でこんなに書くことがあるとは思いませんでした(笑)。

みなさんもリラックスしてお過ごしくださいませ^_^