小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

ひとりで生きていく

 

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親から送られてきたドクダミ茶がそのままだとクセが強いので、手持ちのミントのハーブと混ぜて飲んでいます。

 

こんばんは。

やっと1週間が終わった、という感じです。

今日はオンライン会議やオンラインセミナーが続き、せっかくのリモートワークなのに仮眠をとる時間もなく。日中ずっと眠かったです(^^;

 

タモキシフェンの副作用で、昼前から夕方にかけて断続的に猛烈な眠気に襲われるようになりました。

そのくせ、夜は眠りが浅く、1時間おきに目が覚めたりします。

 

今日見た夢は、会社の別部署の後輩が関西の市長になることが市議会で承認されたので会社を辞めることになった、また優秀な人材がいなくなってしまって残念。。と話しているものでした。

(市長は選挙で選ぶものですが、夢なのでそこはテキトーです。)

なんでそんな夢を見たんだ??笑

 

今日は少し落ち込んでいる話です。

ここに書くのはどうかなと思ったけど、少しだけ書きます。

 

 

突然ですが、わたしが本気で結婚したいなと思い始めたのは40歳を過ぎてからでした。

 

わたしが子供の頃、母親が「離婚したいけどお金が無いから離婚できない」とわたしによく愚痴をこぼしていました。

なので、自由に生きるにはお金(仕事)が必要と強く思って育ちました。

 

わたしが20代の頃は、結婚したら当然会社を辞めるような時代だったから、食い扶持を失う結婚は割と恐怖でした。

 

その一方で、自分が結婚していないことがずっとコンプレックスでした。

だから、妹が結婚して子供を生んでくれた時は、すごくうれしかった。

親に孫を見せてあげられないというプレッシャーがあったからです。

 

同時に、「妹が結婚できているのだから、わたしだってその気になれば結婚できる。自分は結婚できない=欠陥品ではない」と見えない敵(世間や親戚)に対して思っていました。

(他の人に対してこういう発想は一切しませんが、自分には厳しくなってしまいます。。)

 

 

そんなわたしに久しぶりにできた今の恋人。

すごくうれしかったけれど、段々折り合わない問題が表に出てきました。

彼の親のこと、彼の子どものこと、住む場所のこと。

わたしが仕事を続けるかどうか。

酒量が違うこと。

そして何より、がんと言われて一番つらかった去年の秋、同時に彼ともうまくいってなくて、寄り添ってもらえなかったこと。

 

 

ずっと色々違和感を感じていたけど、「結婚」という記号が欲しくて我慢をし続けてしまいました。

それももう限界かな、という感じです。

 

わたしには家族や友人がいるし、自分を養っていけるだけの仕事もある。

雨に濡れない家があり、温かいご飯と布団もある。

「何かがしたい」と思えばそれが出来る自由もある。

 

それ以上は望んではいけないのかな。。と思うと少しさみしいですが、それでも自分は十分幸せなのかなと思います。

持っていないものではなく、持っているものを数えよう。

 

最後に、

一度くらい結婚してみたかったな~。偽装結婚してくれる人いないかな(笑)。