小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

いよいよ放射線治療へ

こんばんは!

 

f:id:migaru-rin:20210520183333j:plain

※写真に特段の意図はありません。何となく。

 

今日は乳がんの治療の話です。

放射線科を受診してきました。

 

放射線科は未知の領域だし、診察室は地下。地下は寒々しくてちょっと苦手です。センチネルリンパ節の注射・撮影の時と、昨年のPET-CT撮影の時にしか行ったことがありません。何となく落ち着かず、そわそわしながら待ちました。

 

診察室に入ると二人の男性がいて、メインの席に若い先生、その隣にベテランの先生が座っていました。

一瞬、「若先生に経験積ませるつもりだな」と思いましたが、ベテラン先生が「チーム医療なので」と言い、若先生も自己紹介。

説明などは基本的に若先生がしてくれました。

 

 

この二人の先生が、めっちゃ優しいいい感じなんです。

この病院で何人もの先生(殆ど乳腺外科)に会ってきたけど、ダントツで穏やかさが溢れていました。

特にベテラン先生。

多分、乳腺外科や乳腺内科みたいに患者がひっきりなしに来る科ではなく、時間に余裕があるからだとは思うのですが、とにかく丁寧。

こちらもこの際だからと聞きたいことはバンバン質問しましたが、嫌な顔一つせず、すべて丁寧に答えてくれて感動的でした。

 

さらに、放射線治療の希望時間について「午前中がいい」とか、「今日のうちにCTを撮れないでしょうか」など色々要望を言うと、「ちょっと受付に聞いてきますね」ってベテラン先生がまるで下っ端のようにちょいちょい動いてくれました(笑)。腰の低さとフットワークの軽さがすごい。

 

今日CTを撮りたいと言ったのは、今日を逃すとまた後日予約となり、治療開始日がどんどん遅れそうだったから。

そうしたらちょうどお昼ごろの枠が空いていて、早速マーキングの為のCT撮影をしてくれることになりました。

 

「今日は男性技師しかいなくてすみません」って先生にも看護師さんにもめっちゃ謝られましたが、なんでそんなに謝るんだろうと思ってしまいました。気にする人が多いんだろうなぁ。そういえば、乳腺エコーもマンモも女性技師にしか当たったことがありませんでした。病院側も一応気にしてくれてるんですね。

でも男性医師に散々裸を見られているし、医師でも技師でもいちいちそんなことは気にしません。向こうだって仕事なんだし。

 

 

診察室で過去最高の30分以上(笑)、先生とじっくり話をした後で、CT撮影に。

男性技師2名が登場しました。

 

今日はキャスケット+ザビエルウィッグだったのですが、外してくれと言われてしまいました。

そんなこともあろうかと、つばのない帽子を見せたらそれはOKとのこと。

持ってきてよかった!

そして、黒い服を着て行ってよかった!

 

CTの台で万歳の姿勢になり、先ほどの放射線科医師2人と技師2人が、私の裸を取り囲んでここに線を引いてとか、ここら辺まで当てたいとか喧々諤々。

その図がシュールで笑いをこらえるのに必死でした。

 

途中で看護師さんが「寒くないですか?大丈夫ですか?」と声をかけてくれましたが「面白いです」と返事をしてしまいました(笑)。

 

何度か撮影をし、身体にどんどん線を書き込んでいき。

最後に、「線が消えないようにスプレーでコーティングしますね」と身体にプシューっと両側からスプレー攻撃を受け、その冷たさに思わず

 

 

「ギャー!!冷たい!!」

 

 

 

と絶叫してしまいましたww

 

多分、変な患者と思われたと思います(笑)。

 

帰りに院外処方で乾燥を防ぐためのローション、クリーム、皮膚炎用のステロイドを貰って今日は終わりました。

 

 

6月からいよいよ治療開始です。

皮膚がちょっと弱いので心配ですが、副作用が少なく済むといいなぁ。

再発した箇所は特にガッツリ当てるらしく、ぐじゅぐじゅとしてしまうかもと言われました。

その他、念のためということで腋窩だけでなく鎖骨リンパ節にも当てるとのことでした。この理由についても医師がじっくり説明してくれました。自分で思っていたよりも広範囲の照射となりそうです。

 

25日間通うのが大変ですが、ここを乗り切れば夏!と思って頑張ります!!

あとはマーカーが消えないように気を遣わなくては(^^;