小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

リサーチャーの血が騒いで

こんばんは!

 

やっと1週間が終わりました~

今週は放射線治療の通院も飽きが来てしまって、自分のモチベーションを保つのに苦労しました(^^;

 

今日は治療の後に診察がある日。

まず、リニアック室で台の上で寝たままの時にベテラン先生が肌の状態を確認。

赤みは出ているけど肌トラブルはないので問題ないですねということで終わり。

 

その後、若先生の診察がありました。

若先生は見た感じ30歳前後とかなり若く、瞳の色が薄くて優しいイケメンという感じ。

 

まずは私の症状(吐き気がある、皮膚症状の有無)などについて話しました。

吐き気止めを出しますよと毎回言われるのですが、薬を飲むほどではないので大丈夫ですと返事をしました。

先生「やっと折り返しに来ましたね」

私「先生、もう飽きちゃいました!刺激が無いのでつまらないです!」

先生は爆笑。「ちゃんと効果はありますから頑張りましょう」と返事。

 

 

私の後で待っている患者さんもいなさそうだし、ずっと聞いてみたかったことを先生に聞いてみました。

私「先生、ちょっと変なことを聞いてもいいですか?」

先生「なんでしょう?」

私「先生は何で放射線科を選んだんですか?マニアックですよね?外科とか内科とかなら想像がつくんですが・・・」

先生再び爆笑。

先生「いやぁ、そうですねぇ。。放射線科は読影の人が8割くらいで、治療を選ぶ人は更に変わっているかもしれないですね。先生同士でも放射線科(の治療部門)が何をやっているかよく知らない人が多いと思いますよ。ぼくの場合は臓器を絞り切れなかったのもあるんです」

 

臓器を絞り切れなかった

 

そういう動機もあるのか!!すごく新鮮です!

確かに、放射線科は臓器を問わないでしょうし。

 

先生「海外では切ることを拒否する人も多くて、化学療法と放射線で治すケースもあるんです。だから海外だと(放射線科は)もう少しメジャーですよ」

 

なるほど。そうなんだ~

いまだ読み終わらない「がん ー4000年の歴史ー」の中でも放射線治療の話が出てきます。何となく納得できました。

 

私「ずっと地下にいて鬱になりませんか?お昼は外に行ったりしないんですか?」

先生「天気もわからないですしね。鬱にはなりませんよ(笑)。でもお昼に外に行く余裕はないんです。電話とか、かかってきちゃうんで。でもそれは他の科でもそうですよ。」

私「大変ですね。。」

 

なんて会話をしました。

私の知り合いにお医者さんはいないので、新鮮だったし勉強になりました。

先生、変なことを聞いてごめんなさい笑。

 

「引き続きよろしくお願いします!」ということで今日の診察は終わりました。

ついでにワクチン接種の見解も聞けばよかったな。次回聞いてみよう。

 

最近は技師さんとも話がしやすくなり、

・リニアック室ごとに待ち人数の偏りがある理由→隣の室は、すぐ終わる人用(待ち人数が多いが回転も早い)、私が入る室は時間がかかる人用

 

・放射線治療中に身体を動かしてしまったらどうするのか→手動で機械を止め、身体の位置を調整して再スタート

 

・モニター室は繋がっているのか→繋がっている

 

・身体に印をつけるインクは油性マジックとは違うのか→消えにくいように病院の薬剤師さんが調合している

 といったことを聞いたりして、少しずつ色々な疑問を解消しています(笑)。

 

若先生と色々話せて楽しかったです!

来週も頑張る元気が出ました^^

 

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先週末ユニクロに行ったら、感謝祭で東京ばな奈を貰いました。