おはようございます!
今日は東京マラソンです。
まん延防止が出てる割にマラソンはやるんかい。。
で、ポストに投函された案内には、沿道で応援しないでね、ってなんか矛盾してます(^^;
マラソンをやることは別に肯定も否定もしていないのですが、唯一困るのが、家の近所がマラソンコースになっている為に出掛けられなくなること。
極端な話、道路が横断できなくなるので最寄り駅にも、近所のスーパーにも行けなくなります。
私は毎月の節入り日後に近くの寺社のいくつかにお詣りに行っているのですが、交通規制がかかると神社にもたどり着けなくなってしまう!
ということで、道路規制が9時から始まるため朝の7時台に寺社を回ってお詣りしてきました。
日曜の7時台、都心でも空気が澄んでいて気持ちが良かったです。
あちこちで警官や警備員、ボランティアが道路規制の準備を始めていました。
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今日は珍しく、映画の感想をざくっと書きたいと思います。
最近見た映画は
①ナイル殺人事件
②ドライブ・マイ・カー
です。
■ナイル殺人事件
アガサ・クリスティ原作(ナイルに死す)です。
私はこの手の小説を読まないので、こちらのあらすじも知りませんでした。
映画を見る前に情報収集はしないので、そのまま見てきました(単にめんどくさがり)。
「犯人分かっちゃった」という鋭さも無い為、最後にすべてが明かされるまで犯人は全く分からず(笑)。
映像は、豪華な客船やナイル川の美しい風景、エジプトのピラミッドなど、とても美しく楽しめました。
めっちゃ大きい宝石が付いたティファニーのネックレスも登場します。
「わぁステキ」という気持ちより、あんなのいらないわーという気持ちになりました。お金は欲しいけど、管理が必要な物(船とか宝石とか不動産とか)は欲しくないなぁ。お金持ちって、どういうモチベーションで生きてるんでしょうか。
それから、差別について考えさせられるシーンも多く出てきます。
白人と黒人、上流階級と召使い、LGBTQ。
名探偵ポアロが何故ひげをつけることになったのか、その悲しい理由も明かされていました。
…ということで、結構楽しく鑑賞しました!
■ドライブ・マイ・カー
カンヌを獲ったということで、いつか見てみたいと思いながら近場でやっていなかったのでそのまま放置していました。
が、平日昼間に近くの映画館でやっていることを知り、見てきました。
映画の感想をネタバレなく書くのは中々難しいのですが、
一言でいうと、「ザ・村上春樹」笑。
もう冒頭から村上春樹です。
お約束のベッドシーンです(^^;
そして、ベッドで話す内容も村上春樹。
戯曲の台本をわざと棒読みするシーンがたくさん出てくるんですが、その内容も棒読み感も村上春樹。
西島秀俊と霧島れいか(奥さん)のやり取りも村上春樹。
もうすべてが村上春樹過ぎて、食傷気味でした。
ハルキストにはたまらないんでしょうね~~~
西島秀俊は、「きのう何食べた?」のシロさんとしては大好きなのですが、それ以外の役は正直みんな同じに感じられるんだよなぁ。。ファンの方すみません。
映画の中で良かったところ。
岡田将生が、ふらっと消えて戻ってくるシーンがあります。その理由は後でわかるのですが、何かやらかしてる感があってすごくゾッとしました。あれは良かった。
もうひとつは、ドライバーのみさき(三浦透子)。
水商売のお母さんを送り迎えするために中学生の時から車を運転していたという設定。
彼女が、西島秀俊の送り迎えをするのですが、待っている時はいつも文庫本を読んでいます。
持ち物は、帽子と本とタバコだけか?というくらい何も持っていません。
それがミニマリストみたいでめっちゃカッコよかった!
持ち物は極力少なく、そして自分の腕一本(彼女はドライバーの技術)でどこでも生きていける、というのが私の理想なので、かっこいいなぁと見惚れました。
雪のシーンで、無音になる時間があります。そこも何とも言えず良かったです。
こんな感想では誰も見に行きたくならなさそうですね(笑)。
絶対見るべきとまでは正直言えないのですが、見ておいてもいいのかなという感じです。好き嫌いは人によりけりだと思いますし。。
さて、今日は午後に道路規制が解除されるまでどこにも行けないので、読まなくちゃいけないビジネス本を頑張って読もうと思います(^^;