小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

五島列島の旅おまけ編

旧五輪教会



こんにちは!

 

年末年始のお休みもあっという間に今日で終わりです。

今回初めてPCを持って帰省しました。

そして、ほぼ毎日、仕事をしてました。

こんな過ごし方をした年末年始は初めてで、正直こんなに宿題を出してきた某上役2人に怒りが湧いています。

明日はその宿題をお互い持ち寄る打合せが入っており、追加の宿題が出てくる予定です。

3連休も恐らく1日は仕事で潰れそう。本当にイライラします!!

 

スミマセン、グチりました(^^;

ここから本題の旅行話おまけ編です。

 

ツアーのこと、五島列島の暮らしなど忘れないでおきたいことがいくつかあったので、備忘録として記しておくことにします。

 

■ツアーのこと

五島列島に行くにあたり、船移動が多いこと、教会見学に事前予約が必要なこと、車が運転できないのでレンタカーが使えないことを考慮し、クラブツーリズムのツアーを利用しました。

もちろん自力で行けないことは無いのですが、移動をどうするかの計画は事前にしっかり立てておく必要があると思います。

ちなみに、島内のレンタカーは数台しかないようなので、自分で回る際は事前予約必須です。路線バスは走っているところもありますが、本数は少ないと思います。

 

ツアーは添乗員さんが羽田から同行しており、安心感がありました。

 

現地の移動で使ったバスは、指定席で全員が窓際に座りました(コロナ対策)。身内内での席移動はOKでした。ただ、これだと1人参加の方はずっと同じ席になってしまうので、最後に1人参加者同士での席のシャッフルがありました。

席の変更があった理由は、右側と左側で見られる景色が違うから。特に車窓から見る教会は、どうしても片側が不利になってしまいます。

ちなみに席順は、ツアー申し込み順。私と母は一番前でした。

 

ツアーはワクチン接種2回以上又はPCR陰性証明が必須でした。毎日健康チェックがあり、紙の質問票(体調についてと体温)に記入して提出を求められました。

(さらに、ワクチン3回以上接種者は旅行支援による割引(-24,000円)とクーポン支給(7,000円)があり、かなりお得でした)

 

ツアー中は天候やコロナによる交通手段の変更で行程が変更になる箇所がいくつかあったのですが、行けなくなるところが無いように、且つ、事故が無いようにとても気を遣っていたと感じました。

昨年クラブツーリズムのバスで死亡事故が起きていますが、そういったこともありかなり神経を尖らせている感じを受けました。

 

◾️島への旅行

旅行中、ガイドさんが繰り返し言っていたのは「怖いのは雨ではなく風。風が強いと船が止まっちゃうから。毎日風の情報ばっかり見てるのよ」。

今回はギリギリその日のうちに帰ってこられましたが、飛行機はかなり遅れてヒヤヒヤしました(ただし、天気では無く空港の混雑が理由)。

 

特に旅程に船が入っている場合は、念のため帰宅日の翌々日まで休みを取るなど余裕を持たせることが必要だなとつくづく感じました。

ちなみに私は帰宅日の3日後までが休暇だったので、その点は全く心配はありませんでした。

 

■旅行のファッションと荷物

私は元々1人でツアーに参加するつもりだったため、1人でツアー参加する人はどんな人なのか?と興味津々で見ていました。

5人のひとり参加者は全員女性で、年代は恐らく40~60代、旅慣れた感じの方ばかりでした。

うち2人が登山メーカーのリュックを使い、荷物をコンパクトにまとめていてカッコよかったです。

 

1人は登山ブランドの服で固めていたので「登山をするんですか?」と話しかけたところ、海外の6000m級の山に登るガチな方でした。私はそこまでやるつもりはありませんが、カッコ良くて憧れます。

 

今回、私は日和って(山の格好で行ったら浮くかなと心配して)日常服とアウトドアファッションが混じった格好で参加しましたが、次回旅行する時は全身山の格好+登山リュックで行こうと思いました。その方が軽くてコンパクトで機能的です。人目を気にしても仕方ないですよね。私も旅行中、他の人が毎日どんな服を着ていたかなんて微塵も気にしませんでしたし(笑)。

 

荷物は、リュックの方以外はみんなスーツケースでした。

私はスーツケースを持っておらず、この旅行のためだけに買うのは嫌だったので大きなショルダーバッグを使ったのですが、やっぱり辛かったです。

次に数泊の旅行に行くことがあったら、登山リュックか、リュックが相応しくない場合はスーツケースのレンタルを使おうと思います。

 

■現地のガイドさんについて

現地ではバスガイドさんもつきました。ひとりは福江島在住(移住者)、もう一人は新上五島町在住(Uターン)で、島の暮らしなど小ネタもたくさん教えてもらい、とても勉強になりました。

 

現地でこういうイベントがあるから他の季節もいいよ~とか、楽しかったです。

小ネタ

・歌手の五輪真弓のお父さんお爺さんはカトリック教徒。本家は「ごりん」と名乗るが、分家は「いつわ」と名乗る。なので五輪真弓は分家筋

 

・新上五島町では、町名と名字を聞くとその人が仏教徒かカトリック教徒か大体わかる。この苗字は仏教徒の方にはいない、とかあるらしい。

 

・車のナンバーもバレているので、どこに停めていたかを知り合いに見られてしまう(カラオケボックスに行ってたよね?とか)。なので、目立たないところに車を止めるようにしていた。

 

・毎日実家の前を通って墓参りしているので、サボると親にバレる(このガイドさんは仏教徒)。

 

・島を出て旅行に行く時は、荷物は必ず旅先に宅急便で送っていた(そうしないと、大概船で知り合いに会ってしまい「どこへ行くの?」と詮索される)。常に日帰り風で出掛けるようにしていた。

 

・コロナで本土との往来が出来なかった時は、吉野家・ケンタが島まで売りに来てくれた。そういう時は大行列が出来てあっという間に売り切れた。ガイドさんはずっとマクドナルドが食べたくて仕方なかったそうです(笑)。

 

・仏教とカトリック。お互いを批判するわけではないが、違う宗教の人との結婚は親が反対するらしい(仏教徒から見たカトリックは「毎週のミサが大変」、カトリック教徒から見た仏教は「法事が大変」と思うらしい)。

 

もっとたくさん話を聞いたはずなのですが、すぐに思い出せるのはこのあたり。

普段の生活はガイドブックでは絶対わからないので、とても楽しかったです。

そして、仏教徒であるガイドさんのカトリック教への尊敬の念や勉強熱心な感じもとても伝わってきました。

福江島へ移住して11年になるもう一人のガイドさんも、本が出せそうなくらい勉強熱心な方でした。

こういう方に話を聞けるのも、ツアーならではの魅力だと思います。

 

3泊4日で15万円近く(割引前)と高額な旅行でしたが、そのお金を払った甲斐があると思える良いツアーでした。

クラブツーリズムの回し者ではありませんが(笑)、このツアー、ホントおススメです。

 

今回、大瀬崎灯台の真下まで行けなかったこと、近くまで行って見学したい教会がいくつか出てきたことが宿題となりました。

また、潜伏キリシタンのことをもっと知るために、天草方面への旅行にも興味が湧いています。

 

いつかではなく、近いうちに、きっと、また行きたいと思います。

 

長くなりましたが、五島列島についての記事はこれで終わりです。

 

明日から仕事、今日は映画と仕事の予定です(^^;

2023年、仕事はほどほどに(本当にそうしたい)、楽しく過ごしていきたいです。