小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

一ノ倉沢・尾瀬ツアーに行ってきました(2日目)

 

こんにちは!

間を空けると忘れてしまいそうなので一気に書きました。

 

一ノ倉沢・尾瀬ツアーの2日目です。

 

migaru-rin.hatenablog.com

 

2日目は朝5時に起きて、温泉に入りました。

一番乗りで、5分だけひとり時間を満喫しました(笑)。

 

朝食もビュッフェ。

普段はヨーグルトとパンしか食べないので、食べ過ぎ脂質過多な朝食(^^;

フライドポテトがどうしても我慢できない。。

 

8時過ぎに出発、路線バスで乗り換える地点まで、ツアーバスで向かいました。

雨は止んでいて、薄日が差していました。これは期待大!

 

乗り換え地点は、他のクラブツーリズム客もたくさん。

ツアーガイドさん同士が「久しぶり~!」と再会を喜んでいたりしました。

 

ここから小型のバスに乗り換えて、鳩待峠に向かいました。

 

鳩待峠。

 

私たちのツアーは10人ずつにわかれ、それぞれ尾瀬ガイドさんがついて出発しました。(11時前)

 

この写真だと大したことがないですが、足元は水がザーザーと流れているようなところが多かったです。

私たちが行った日の前日(大雨の日)は、滝のようだったそうです。

 

石の階段をずっと降りた後は、木道をひたすら進みます。

 

木道の隅には「TEPCO 2020」の印が。

2020年に木道を取り換えた、の意味。

場所によって東京電力、県、環境省と管轄がわかれているそうです。

このあたりは東京電力の所有地で、東京電力が木道を整備してくれているそうです。

FSC認証は、ざっくり言うと森林をきちんと守った上で使っている素材ですよ、という感じでしょうか。

 

コースタイム60分のところ、1.5倍の約90分をかけて、山の鼻ビジターセンターに到着。

 

 

ザックに入れていたので偏ってます(笑)。

 

予め配られていたまいたけ弁当(美味し)を食べて、いよいよ尾瀬ヶ原へ。

 

鳩待峠〜山の鼻間、私がいたグループに足腰に自信が無い人が数人混じっており、かなりスローペースで疲れてしまいました。

他の人もそう思っていたようで、もう少し早く歩きたいとガイドさんに話し、結局、私たちのグループは

尾瀬ガイドさん:通常ペースで歩ける人

ツアーガイドさん:足腰に自信が無い人

の二手に分かれました。

 

いつも一人で歩いていたので、人のペースに合わせる辛さを初めて知りました。

遅いのも、中々大変です。

昔富士山に登った時、同行した友人(元陸上自衛隊)から「遅すぎて辛かった」と言われたことがあるのですが、その気持ちがよくわかりました。

 

ここから、尾瀬ヶ原に入りました。

水芭蕉はピークを過ぎていましたが、それでもたくさん見られました。

 

例年、6月最初の土日は「年間で尾瀬が最も混む日」らしいのですが、この日は前日の大雨で人は少し少なめだったようです。

 

しかも、午後は晴れたし、風が強くて冷たいおかげで汗はかかないし、めちゃくちゃよかったです。

 

 

このツアーでは、NPOに所属する尾瀬ガイドさんが2人同行してくれて、行きで一緒だったガイドさんからは花の名前をたくさん教えてもらいました。あとは、山小屋のことや、東京電力が木道を管理しているとか、たくさんある池(池塘:ちとう)のことなど。

オタマジャクシを見たり、イモリを観察したり。カエルのかわいらしい鳴き声を聞いたり。

多分オオカメノキ

 

多分オオバキスミレ

 

多分ムラサキヤシオ

(全部自信が無い笑)

 

帰りを案内してくれたガイドさんは鳥が好きなようで、鳥の鳴き声がすると「これは〇〇かな」といつも教えてくれました。

 

独りで何も考えずに歩くのもいいのですが、ガイドさんの説明があると更に楽しいです。

 

帰りの時間があるため、尾瀬ヶ原の途中で引き返し、15時半過ぎに鳩待峠まで戻ってきました。

 

その後お土産を少し買い、集合時間まで残り5分しかなかったため、お約束のソフトクリーム(花豆ソフト)を秒の早さで食べ(笑)

 

乗り合い路線バス→ツアーバスに乗り換え、行きと同じ上毛高原駅(新幹線)に向かいました。

 

帰りのバスでちょっとしたトラブルが発生しました。

ガイドさんの好意で、2日目夕食がつかない&上毛高原駅のコンビニが早く閉まるため、ロードサイドのコンビニに寄る時間が設けられたのですが、この店に酒が置いてなかったことで男性一人が激怒。バスの中で、ガイドさんにめっちゃ文句を言いまくりでした。ちゃんと調べておけ!って。

 

同行の奥さんが小さく謝ってましたが。。バスの他の全員がこのおじさん非常識!と思ったことと思います。

結局、上毛高原駅のコンビニがまだ開いていてお酒が買えたようで、事なきを得たのですが。(帰りの新幹線は車内販売もありました)

 

新幹線に乗っている時間は、1時間だけなんですけどね。。飲めないのが不満なのはわかりますが、本来はコンビニに寄るのもツアー行程にないことで、食べ物が買えるだけありがたいんです。

 

駅に着いた後も、一旦集合して説明を聞く段取りだったのに、お酒を買ってさっさと待合室に行ってしまい、なんだか勝手な人でした。ガイドさんも最後は諦めてました。

 

 

荷物の話。

ツアーでいいなと思うのは、

・ガイドさんがいるので安心

・バスや電車の時刻を気にする必要が無い

・専門のガイドさんがつくことがある(ツアー次第ですが)

の他に、

・ハイキング中に、要らない荷物をバスの中に置いていける

こともよかったです。

 

私はちゃんと調べていなかったので、すべて持ち歩く前提でザックに詰めていたのですが、他の参加者は小さめザックとボストンバックの方もいて、あー失敗したと思いました。

結局私は、エコバッグに使わないモノを入れて、バスに置いていきました。ザックが軽くなって良かったです。

 

 

 

ということで、ハイキング初級と謳ってるのに足腰に不安な人が参加するとか、お酒が買えなくてすごいクレームとか、えーと思うことはちょいちょいありましたが、総じてとても楽しかったです!

 

私を含めてひとり参加の女性4人(推定40代~70代)で、結構ワイワイと楽しめました。クラブツーリズムの他のツアーの話を教えてもらったり、おススメの山情報を交換したり。

 

歳を取ると、ツアーガイドさんがいてくれるツアーの良さが本当に良くわかります。

今回とても楽しかったので、また秋にガイド付きの登山ツアーに参加したいなと思っています。

 

大雨に当たってしまいましたが、結果的にこの日に行ってよかった!のツアーでした。