
こんばんは!
クラブツーリズムを使って金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)に登ってきました。
初心者コースの登山口となる大弛峠(おおだるみとうげ、2365m)から頂上(2599m)までの高低差はそれ程キツくはなかったのですが、終日雨が降ってウェアもザックも濡れて寒く、先月の月山登山の次ぐらいにキツイ山行となりました。
1週前に同じツアーに参加した山友から「とにかく寒い」と聞いたので、長袖+フリース+ジャケット、下は山ズボンの下にスパッツも履き、ダウンジャケットとネックゲイター(マフラー)と毛糸の帽子を持って参戦。
天気が悪そうだったので、ザックとポシェットの荷物はジッププロックに入れました。
天気予報では午後から雨だったのですが、登山口に着くと強めの霧雨。
ガイドさんからは「上下レインウェア着ましょう。ザックカバーもつけてくださいね~」とアナウンスあり。
登山の間(約5時間強)ずっと天気が悪く、周りは真っ白、稜線歩きは周りに遮るものが無いから暴風、頂上は特に激寒、写真を撮る余裕もほぼありませんでした。
食事の余裕も無かったです。雨の中いちいちザックカバーを外して荷物の中を取り出すのも面倒だったので、途中でおにぎりとパンをジャケットのポケットに入れて、時々取り出して食べるのが精いっぱいでした。
おまけに、最後の20分くらいは日も暮れて暗くなり、ヘッドランプをつけないといけないくらいの暗さに。
出発地点に戻って乗り合いタクシーの明かりが見えた時は心底ホッとしました。
帰りの乗り合いタクシー(登山口~最寄り駅)の中で、みんなで口々に「つらかった」「苦行だった」「早く降りることだけを考えて一心に降りた」と話しました。
ゴアテックスのジャケットもほとんど役に立たず、内側に着ていたフリースと長袖も汗と雨で湿って寒くて寒くてたまらなかったです。
とにかく、雨と寒さが重なる登山はつらいです。
今までは多少天気が悪くてもキャンセルしようなどと思ったことはなかったのですが、初めて心が折れました。これからは、キャンセル料がかかっても天気が悪かったらキャンセルしよう、と思ってしまいました。
今年の登山ツアーはこれで終わり。来月と再来月は、山友と陣馬山~高尾山縦走、初心者を案内しつつの高尾山登山、の2つの予定。もう雨は降らないでほしいです(>_<) まあ個人なら天気が悪ければリスケ出来ますが。
ということで、数少ない写真。


足元は水溜まりが多く土もぬかるんでいて、レインパンツも靴も泥だらけになりました。

途中に通過した朝日岳。

激寒の頂上。

真っ白。
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あまりの寒さと雨でウェアの性能が気になってしまい(防水機能の劣化とポケットの位置の悪さ)、勢い余って新しいジャケットとネックゲイターと毛糸の帽子を購入してしまいました。
山はお金が飛んでいく~~~















