こんにちは!
今日の東京は気持ちよく晴れました。
週末に晴れるなんて久しぶり?
先日「鬼滅の刃」を見に行ったことで映画館に行くのが怖くなくなり(笑)、今日は「スパイの妻」を見に行ってきました。
感想は、今一つでした。ストーリーが腑に落ちなかった。。。
蒼井優、高橋一生(東出昌大も)の演技は良かったです。
旅行の話。
旅行が好きかどうか聞かれたら、「嫌いじゃないけどすごく好きな訳ではない」という感じです。
非日常なので、無意識に色々と緊張・警戒してしまうようで、楽しいんだけど帰ってくるとぐったりしてしまいます。
それから、人が多くて混んでいるところがとても苦手で、GWやお盆、年末年始に旅行したことは殆どありません。
さらに変わった志向で言うと、わたしは旅行そのものよりも、「旅行に行くための荷造り」と「旅行から帰ってきた時の荷ほどき」の方が大好きです。そして、現地で過ごす時間以上に、行きと帰りに電車や飛行機に乗っている時間の方が好きです(^^;
若かりし頃は、周りも独身・既婚子なしの友人が多かったので、時々女子旅をしてました。
パッと思い出すのは、老神温泉、乳頭温泉、京都、与論島&沖縄、台湾。
そんな友人(と妹)たちも結婚し子どもが生まれ、一緒に旅行に行く人がいなくなりました。
わたしの方はと言うと、30歳前後で2度転職し、「実績を出さなくては」というプレッシャーと激務で、30代後半までは旅行に行きたいとは全く思いませんでした。また、長期休みのGW明けやお盆明けにはプレゼンが入っていることが多く、休み中も何日かは仕事をせざるを得ませんでした。
37歳の時に当時付き合っていた人と別れ、さらに5年くらい続けていたフラメンコを捻挫で辞めることになり、何もかもリセットしたくなってひとり旅デビューをしました(遅っ)。
その時の行先は「出雲」。
小さい頃は家族旅行も良くしていましたが、父が車で行ける範囲のところにしか行こうとしなかったため、行先は殆どが東北自動車道か関越自動車道で行けるところ(那須、日光、水上、湯沢など)でした(笑)。
なので、箱根、熱海、伊豆、関西方面は憧れの行き先でした。
出雲では、出雲大社だけでなく松江城の天守閣に登ったり(捻挫していたのでかなりつらかった)、お堀を船で回ったり、割子そばを食べたり、初めてのひとり旅は思い出深いものになりました。
その後のひとり旅では、京都、出雲(2回目)、那須(ファスティングで2回)、パリ&ベルギー(厳密にはベルギー在住の友人宅に宿泊)、伊勢・鳥羽に行きました。
ベルギー旅行の話。
40代前半、初めてのリフレッシュ休暇を使って、一度も行ったことが無かったヨーロッパに行くことにしました。ベルギー在住の大学時代の友人(女)とは、パリのシャルル・ド・ゴール空港で待ち合わせ(なんかカコイイ 笑)。3泊ぐらいして美術館やらヴェルサイユ宮殿やらあちこち回りました。
ベルギーでは友人家族の家に1週間泊めてもらったのですが、平日は子どもは学校、友人は仕事、ダンナ(ベルギー人)は休暇でわたしと入れ違いにひとり旅、で放っておかれた為、毎日ひとりでベルギーの都市を回りました。
英語苦手、ビビリのわたしには大冒険でした。
まず、友人宅から最寄り駅まではバスで20分?くらい。このバスが1時間に1本しか来ないし、外国なので時刻も適当。
ある朝、バス停でぼーっと待っていると、1台の小型車がすっと止まり、中からおばあさまが何か言ってきました。
何となく「駅まで乗せていく」と言ってるのがわかったので、ありがたく乗せてもらいました。
車の中では「どこから来たのか」「どこへ観光に行くのか」などと聞かれ、必死の下手くそイングリッシュで応対。その日はアントワープに行くことにしていたのでそのことを伝えたら、
「No!アントウェルペン!」と発音を直され、二人で「アントウェルペン」と発音練習。しまいには「発音が下手くそだからもっと英語の勉強をしろ」と怒られました(笑)。
ブルージュという水辺の美しい街に行った時は周りに日本人が全くいなくて(中国人はツアーでたくさんいた)、「あぁ、今わたしはひとりぼっちだ」と強烈に思ったことを覚えています。
当時のヨーロッパはテロが頻発する前の時期だったので、あの頃にヨーロッパに行けて本当に良かったと思っています。それに、今はコロナでどこにも行けないですし。
あのヨーロッパ旅が自分を鍛えてくれたと思っています。
今の心境。
今はGoToトラベルでどこも混雑しそうだし、まだコロナがちょっと怖いのでどこかに行きたいという気持ちはあまりないのですが、もう少し落ち着いたら
・出雲(すでに3回行きましたが、何となくここに縁があるような気がしています)
・京都府宮津市(天橋立と富士酢の飯尾醸造)
・しまなみ海道で自転車に乗る
・五島列島(教会建築)
に行きたいなぁ、と思っています。
旅妄想、楽しいかも(笑)。