小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

微妙な病理結果。それでも前を向く

手術から早6週間、待ちに待った病理結果を聞く日がやってきました。

 

少し早めに病院に入り、再来受付をした後に窓口で保険証と限度額認定証の確認をしてもらっていたところ、なんと早々に診察室に入れとの連絡が!

えぇぇ~15分以上早いんですけど(汗)

一緒に来ていた母を急かし、猛ダッシュで診察室に向かいました。

 

心の準備をする間もなく診察室に入ると、まずは傷口の確認。

テープを貼っていましたが、先生は傷周りを見て「うん、きれいだし問題ありませんね」とひとこと。

 

その後、画面と用紙を見ながら病理結果の説明を受けました。

 

●浸潤性乳管がん

●大きさ:一番大きいので8㎜×6㎜(腫瘍はボコボコと複数(5個以上は)あり)

●エストロゲン、プロゲステロン:どちらも陽性(数値的なものは教えてもらえず)

●HER2:+1

●脈管侵襲:無し

●リンパ節転移:無し

●Ki-67:30%(用紙には無かったけど画面で確認)

●核異型度:3

 

先生にはルミナールタイプとだけ言われましたが、上記から判断すると

ステージ1、ルミナールB。

 

自分の勘としてホルモンに反応しているのは確定だろうと思っていましたが、Ki-67が高かったのが地味にショックでした。。

 

先生からは、「チームで検討した結果、グレードが高いというリスクはありますが、腫瘍は小さいし、リンパ節転移もないので抗がん剤はやり過ぎだろうという判断です。なので、ホルモン治療10年で考えています。」と言われました。

生理を止める注射については、年齢的に閉経が近づいているので無し。

 

あぁ、抗がん剤にならなくて済んだ、という安堵と、Ki-67が高かったことへのショックが同時にあり、素直に喜べませんでした。

 

ただ、増殖機能が高かったことを踏まえると、セカンドオピニオンをせず一刻も早く手術すべきと考えた自分の判断は、めっちゃ褒めてあげたいと思いました(笑)

手術を待っている間にも、何となくしこりが大きくなっているような気がしていたし。。

 

父方のお墓参りをした後にあざが出始めて、「早く早く病院に行きなさい」と急かしてくれた?ご先祖さまにも感謝したいです。

 

  

早速、ホルモン剤の処方を受けてきました。

明日から、10年。長いなぁ。

 

結果を聞いた時は結構落ち込みましたが、落ち込んでいても結果は変わらないし、ましてや治らないしと気持ちを切り替えました。

 

食事はほどほどに気を付けて、そのうちジョギングも再開して、なるべくストレスを溜めず、楽しく生活しようと思います!生きるぞー!笑

 

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病院の帰りに見たチューリップ。

花に元気をもらいました。