小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

父との関係と将来不安

こんばんは!

 

※今日の話は暗めです。吐き出しすみません。

 

先週後半は、休暇も足して実家に帰省してきました。(+地元友人と旅行)

いつも実家に帰るのは、年末年始、GW、お盆あたりです。

 

実は、実家に帰るのはさほど楽しみではありません。

 

 

理由は、父親です。

 

ブログでも何度か書いているのですが、私は父が苦手です。

 

私が子どもの頃、父はお酒を飲むと機嫌が悪くなり、お金のことでよく母と喧嘩をしていました。

幸い暴力は殆どふるいませんでしたが(母にお茶碗を投げつけたり、私も叩かれたりしたことはある)、母を怒鳴りつけて寝室の引戸を物凄い音を立てて閉め、1週間くらい誰とも口をきかない、というようなことがよくありました。

 

父は、仕事のストレスをお酒とタバコと競馬・パチンコで解消していました。

母が買い物を頼んで渡したお金を、ギャンブルに使ってしまうことがよくありました。

サラ金も少し利用していたようです。

他にも、ここには書けないような若干グレーなこともしていました。

 

いつもいつも、お金と、両親の不仲が悩みでした。

 

妹は、わざと自宅から通えない大学を選び、大学入学と同時に家を出て行きました。

(私が大学に進学するタイミングは家庭の教育費がかかるピークで、私には地方の大学に行くという選択肢はありませんでした)

 

 

私は中学か高校生の頃から30代半ば頃までは父とは殆ど口をききませんでした。

 

 

その関係が落ち着いてきたのは、父が定年退職してからです。

少し性格が丸くなり、洗濯や買い物を少し手伝ったり、家庭菜園を始めたりするようになりました(でも、家庭菜園は今はやめてしまいました)。

 

父が変わったのを知り、私も父と話すようになり、両親を何度か旅行に連れて行ったりするようになりました。

ただ、旅先で不機嫌になることは多々あり、その度に嫌な思いはしました。でも、父を連れて行かないと(女3人で旅行に行くと拗ねて)母に不機嫌な態度を取るので、連れて行かない訳にはいきませんでした。

 

私が乳がんになった時はとても心配してくれて、近所の神社にお参りに行ったり、お守りをくれたりしました。

あ、でも、入院中に家族でお見舞いに来てくれた時、(私へのお見舞いなのに)私のことをそっちのけで自分の食べたいものを食べるために母と妹を連れて出て行ってしまって、嫌な思いをしたなぁ…

 

子どもの頃よりはずっと関係は良くなりました。

 

それでもそれでも、やっぱり、父が苦手なのです。

自分中心で、自分の間違いを指摘されると母に逆ギレ。

 

私にキレることはないのですが、父の機嫌を損ねないよういつも気を遣っています。

食べ物を選ぶ時や、何かを決める時、いつも父の好みを優先しています。

 

私が母だったらとっくに離婚しています。

母が離婚できなかったのは、経済力が無かったからでした。

 

父にここまで育ててもらって「感謝」はしているけれど、どうしても「好き」になれないのです。

子どもの頃の記憶が、どうしても蘇ってしまうのです。

自分勝手な父が許せないのです。

 

 

先日実家から家に戻る時、両親がバス停まで見送るために外に出たのですが、父はかなり酔っていてまっすぐ歩けませんでした。

それを見て私と母は「危ないから家に帰って」と言って父を帰らせました。

 

母は「最近お酒を飲むと記憶が飛ぶしフラフラになるからお酒の量を減らしてと頼んでるんだけど、それを言うと怒り出すし全然減らそうとしない」と愚痴をこぼしていました。

 

 

私の黒い感情。

今一番恐怖なのは、母が先に亡くなって父が残ることです。

苦手な父の面倒を一人で見続ける自信がありません。

ここ数年で両親の老いが進んだ感があり、もうすぐ介護が発生するんだろうなぁと覚悟はしています。

妹は結婚して子供が2人いるので、基本的には私が頑張るつもりでいます。

 

今年、父は車の運転をやめて免許を返納しました。

歩くことが好きでは無いので、いつか寝たきりになるかもしれません。

 

今から心配しても仕方ないのですが。。

 

そんな父でも、いなくなったら淋しいのかな。