小さく、軽く、少なく。

乳がんの治療と日常生活を綴っています。なんちゃってミニマリスト。

神経鞘腫の傷の変遷と、傷口に対してやったこと

神経鞘腫の傷の変遷と、傷に対する対処についてのまとめです。

 

■私の神経鞘腫の概要

・大きさ:45㎜×25㎜×15㎜

・出来た場所:右鎖骨上

・腕神経叢由来(なので、術後右手に後遺症が出た)

・手術時期:19年8月

 

■経緯

・19年1月 人間ドックで腫瘤増大を指摘される

・19年1~2月 診療所に行き、MRIを撮る→神経鞘腫疑い

・19年2月 都内大学病院初診

・19年8月 入院・手術(入院6日間)

 

■術前の症状

・コブの見た目は、他人からはよく見れば気づく程度(外にではなく、内部に向かって成長した模様)

・コブを叩くと右ひじなどが痺れる

・以前から右腕がよく痺れていた(PC作業のし過ぎと思っていたので、神経鞘腫のせいだったのか!とやっと合点がいった)

 

■術後の後遺症

こちらの記事にて。 migaru-rin.hatenablog.com

 

 ■傷口の状態 

※若干グロ注意! 傷口部分だけ画像を切り取っているのでドアップ(笑)

 

手術2週間後

術前のコブ状態よりも盛り上がっています(笑) 

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手術3ヶ月後

ピンボケしてわかりにくいですが、傷口の盛り上がりは落ち着き、傷跡もきれいになってきています。

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先生に手術直後~1ヶ月後の頃言われていたこと

・紫外線に気を付ける

・防水テープを貼っている間は、あまり汗をかかないように(雑菌が入る)

・傷口がポコっと腫れていた→血が固まっている?ので時々押すこと

・防水テープを剥がした後は、傷口には何も貼らなくてよい

 

テープについては、傷口に洋服やリュックなどが触れるのが不快だったし怖かったので、ネットで探した以下の二つを試してみました。

 

アトファイン

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エフシート 

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アトファインはベージュのテープなので傷口が目立たないのは良かったのですが、少し痒くなってきたので断念、エフシートに変えました。

エフシートはそのままでは長い(15センチ)ため、半分に切って入浴・就寝時以外はずっと貼り続けました。(術後3週間頃~術後半年くらいまで)

片側が接着面になっていて、そちらを傷側に貼ります。入浴前に剥がして石鹸などで軽く洗い、接着面を上にして自然乾燥させていました。タオルなどで拭くと線維がついてしまうので、そのままで。

1ヶ月?くらい使っていると、段々粘着力が落ち汚れも落ちなくなってくるので、そのタイミングで新しいものに変えていました。

エフシートは厚みがあったので保護されている感があってよかったです。かぶれることもありませんでした。

ただし、透明とはいえ襟元にあやしいシリコンが貼ってあるのはそれなりに目立つため、事情を知らない打合せの相手方などからは、「なんだろう」という感じでよく凝視されていました(笑)

 

ちなみに、乳がんの手術後にエフシートを再度購入し、今は傷口にこれを貼っています。

 

■現在の傷口

本当に目立たなくなりました。エフシートを貼らなくてもそこそこきれいになったとは思います。きれいに手術してくださった先生に大感謝です。

(乳がんの傷口もこれくらいキレイだったらなぁ、と思います。。)

 

 

 

右薬指と小指は相変わらず痺れていますが、PCのキーボードも叩けるし、日常生活にはなんら支障はありません。

 

神経鞘腫は良性腫瘍なので経過観察という考え方もあるのですが、私は手術したことは全く後悔していません。 放っておいたらますます大きくなっていたと思います。

 

乳がんはネット上に膨大な情報があふれていますが、神経鞘腫の情報やブログは中々見つからなかったので、私の情報が誰かの役に立てれば、という気持ちで書きました。